先祖代々の墓を永代供養に変更したい!必要な手続きをご紹介!
「お墓のことで子どもに迷惑をかけたくない」「将来お墓を継承する人がいない」「お墓参りや管理が遠方で思うようにできない」などの理由で、永代供養を考えている方や調べている方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、先祖代々のお墓と永代供養の違い、永代供養に変更するにあたって必要な手続きなどをご紹介します。
先祖代々の墓と永代供養の違いとは
先祖代々のお墓と永代供養の違いがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれの違いを見ていきます。
先祖代々のお墓
先祖代々のお墓は、先祖代々の遺骨がお墓に納骨されています。親から子へ、子から孫へとお墓を守り継がれています。家族の遺骨が一緒に納められているため家族墓の役割もはたしているといえるでしょう。
また、先祖代々のお墓がお寺にある場合はお寺の檀家になっている方がほとんどです。先祖代々のお墓は個々で管理し、定期的な供養の必要があります。
永代供養
寺院・霊園などが運営している墓地に遺骨を納め、管理者が継承すべき家族に代わって、永代にわたり遺骨やお墓の管理と供養する制度が永代供養です。永代供養墓は、永代供養の制度を取り入れているお墓をいいます。
合祀は、ひとつの空間に他の人の遺骨と一緒に納められ供養することです。個別は、それぞれの空間に骨壺などを納めています。一定の期間は個別で納骨し、期間が経過した後は遺骨を合祀墓に移されることが多いです。
先祖代々の墓を永代供養に変更する際に必要な手続き
先祖代々のお墓を墓じまいして永代供養に変更するためには、踏むべき手順があります。必要な手続きの流れをご紹介します。
親族に相談
永代供養墓に変更するには、まず現在のお墓を墓じまいします。墓じまいとはお墓を撤去して更地にし、お寺や墓地の管理者に敷地を返還することです。まずは親族や家族に相談して、永代供養墓にすることの承諾を得ておきましょう。このプロセスは、後々のトラブルを回避するためにも重要です。
永代供養墓を決定する
先祖代々の墓の墓じまいの見通しがついたら、場所やお墓のタイプや形式を相談して定めます。永代供養墓は納骨堂、墓石、樹木葬などがあり、納骨する形式も違いがあります。他の方と一緒に埋葬する合祀型、個別型、夫婦型や家族型などがあります。
最近ではペットと入れる形式もあります。費用はタイプや納骨するスペースの大きさなどによって違いがあるので十分な話し合いをして決めるとよいでしょう。
墓のあるお寺や霊園、場所を管理する自治体へ相談
墓じまいの話がまとまったら、お墓のあるお寺や墓地を管理している霊園、自治体へ墓じまいすることを相談しましょう。お寺にお墓がある場合は、先祖代々からお寺の檀家になっている可能性があるので、将来の懸念や事情などで永代供養墓にすることをお寺に相談しましょう。
また、墓じまいには法要をおこない、自治体の許可証が必要になります。お寺の墓地や民営の墓地でお墓を撤去工事する際、提携をした業者がいる可能性があるので相談すると良いでしょう。
遺骨を移動するための手続き
今のお墓から遺骨を移す際には、自治体が発行する改葬許可証が必要です。現在の墓地の管理者から埋葬(埋蔵)証明書を出してもらいます。
そして、今あるお墓の自治体から改葬許可申請書をもらい、必要事項を記入して埋葬(埋蔵)証明書とともに自治体に提出します。その後、改葬許可証が発行されます。なお、遺骨1つにつき改葬許可証が1枚必要です。
工事依頼の業者を決める
次に今あるお墓を撤去する業者を決定しますが、前述したように寺院の墓地、民営の霊園にお墓があるときは提携業者がいる場合があります。その場合は、提携業者に依頼する方がよいでしょう。
提携業者がない場合は、複数の業者に見積もりを出してもらうことが可能です。金額があまりに安すぎや高い場合、悪質な業者であることも考えられるので注意しましょう。
魂抜きの法要後、遺骨の取り出し
お墓から遺骨を取り出す前に、魂抜きの法要をおこなうことが一般的です。閉眼供養、お性根抜きとも言われ、法要は先祖代々の墓があるお寺、檀家となっているお寺にお願いします。
魂抜きの法要後、遺骨をお墓から取り出します。その際は、魂抜きの法要料と、今までお世話になったお寺にお布施として離檀料をお渡しします。
工事して墓地を返還
先祖代々お墓に遺骨があった区画は、お墓を解体して更地に戻して墓地のお寺や霊園などの管理者に返還します。
取り出した遺骨を永代供養墓に納骨
取り出した遺骨を永代供養墓へ移動します。納骨するときに必要となる費用は納骨費用、永代供養料です。管理費がかかる場合は別途料金が必要になります。前もって費用を把握し準備しておくとよいでしょう。
永代供養に変更する際に気を付けること
遺骨を永代供養墓に移す際には、さまざまな問題が起こる可能性があります。トラブルにならないために気を付けたいことをご紹介します。
お寺との関係
お寺の檀家になっていて、永代供養墓に変更する場合お寺の檀家が減ることになります。檀家は、お寺にとって生活を支援してくれる大事な存在です。
檀家をやめることをすぐに受け入れてもらえなかったり、離檀料でもめたりする可能性があります。丁寧に対応することを心掛けるようにし、良好な関係を保つほうがよいでしょう。
親族の関係
墓じまいをして永代供養墓にするとき、親族に相談せず決めてしまうとトラブルのもとになり得ます。最初は永代供養墓を知らずに、理解のない方や否定的な方もいるでしょう。親族の間で話し合う場をつくり、墓じまいのことや先祖代々の墓から永代供養墓にすることを相談し、了承を得ておくとよいでしょう。
合祀墓に納骨した遺骨は取り出せない
合祀墓に納骨してしまうと後から遺骨を取り出すことはできません。墓じまいして遺骨を取り出し、合祀墓に埋葬するときは注意が必要です。
まとめ
本記事では、先祖代々の墓を永代供養に変更する際の必要な手続きや、気を付けたいことをご紹介しました。永代供養墓に遺骨を移すときは、親族と話し合いの機会をつくり、承諾を得て永代供養墓を決めることが大切です。また、檀家となっているお寺に相談しましょう。永代供養墓といっても、近年はさまざま形式があります。それぞれの特徴を見極めて、費用を考慮した検討をおすすめします。また、墓じまいをするときは、役所から改葬許可証を発行してもらう必要があるので気を付けてください。本記事が大阪や大阪近郊で永代供養を考えている方の役に立てれば幸いです。
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引用元:http://www.hasunokai.jp/
持明院「はすの会」
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