永代供養墓選びは費用・サービス…さまざまな視点から選ぶのが大切!大阪の方におすすめの永代供養寺院・霊園を紹介します!

永代供養の歴史について

公開日:2020/02/01  最終更新日:2020/02/10

近年、永代供養を契約する方が増えています。近年、急速に人気を高めた感がありますが、実はきちんと歴史があるのです。ここでは人気の永代供養の歴史を学び、その意味をより深く理解しお墓に対する知識を増やすことにしましょう。

江戸時代に、すでに永代供養があった

永代供養はすでに江戸時代にはあったことがわかっています。その根拠となるのが、日本各地に多く残された「永代台帳」です。

じつはお寺には「檀家寺」「信者寺」があります。檀家寺は家単位での信仰者(檀家)の葬祭供養を担当し、通常は檀家専用の墓地を境内に持っているのが特徴です。一方、信者寺は参拝できるお寺で祈祷・祈願を行っています。参拝料やご開帳時の寄付で運営され、地域に関係なく、まとまった寄付を受けて個人単位で信者の葬儀・供養を行っていました。それが今日の永代供養の始まりであり、その記録が「永代台帳」です。

元来、永代供養は子々孫々まで先祖を祭って供養する宗教的行事でした。いまでは檀家寺でも永代供養をするようになっていますので、当時の考え方とは大きく変わっていることがわかります。

現代型は80年代、比叡山延暦寺からはじまった

永代供養は1985年にあの有名な比叡山延暦寺において、誕生していたのです。

歴史ある「有名寺院・延暦寺」。比叡山延暦寺と言えば天台宗の総本山であり、また古くから歴史の舞台にも登場するため、非常に有名です。国宝の文化財も多数保持され、また、延暦寺自体が古都京都の文化財として、1994年にユネスコ世界遺産に登録されています。

そんな比叡山延暦寺が985年にスタートさせたのが『久遠墓』。後継者や遺族のいない方に永代にわたって延暦寺が管理・供養することで無縁仏にならないことが約束されたお墓です。

通常の永代供養との絶対的な違いは納骨期限がないことです。ですから合祀もされません。延暦寺が続く限り管理・供養され、建立された石碑もそのままに個別の供養が続きます。

久遠墓には共同墓タイプはないものの、広大な敷地に膨大な数の個人墓、夫婦墓などが安置され、宗旨・宗派・国籍・後継者の有無を問わず、契約可能です。まさにいまの永代供養の原型と言えます。

1980年代は現代に続く少子化が深刻になりはじめた頃であり、久遠墓は時代のニーズに適合していました。

法改正をきっかけに大きく普及した

久遠墓が話題を集めた後は、続々と各地で永代供養が登場しました。しかし、大きく普及するきっかけとなったのは1999年に実施された「墓地、埋葬等に関する法律」の部分改正です。

これによって無縁墓から遺骨を取り出して改葬する手続きが大幅に簡略化され、永代供養のお墓に改葬しやすくなったことで大きく普及しました。それがインターネットの普及とあいまって、現在の隆盛につながっています。

いまでは管理・供養のシステムもしっかりと確立され、安心できる永代供養の霊園や寺院墓地が増えました。自然墓タイプの樹木葬スタイル、ガーデニングスタイルや、その対極とも言えるICカードを用いた自動搬送スタイルなども登場し、選択肢も広がっています。選択肢の広がりは各人の好みに適合しやすい反面「どれにしたら良いの?」という困惑を招いたとも言えるでしょう。

そして、ブームに便乗して中にはいい加減な業者も混ざるようになっています。個人墓タイプか合同墓タイプか、ということからスタートして、さまざまな永代供養墓から自分にあったものを選ぶには入念な下調べが必要です。そして、良い管理運営業者を選ぶためにも、業者の評判や経営状態も知っておくべきでしょう。

まとめ

歴史のあるお寺は保守的なイメージですが、後継者のいない方々を宗派・宗旨を問わず受け入れようとする思いが、斬新なスタイルを生み出したのだろうと想像できます。そして今後も永代供養は進化を遂げ、ますます一般化・多様化していくことでしょう。

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