一心寺で胴骨の受付がされなくなるそうです
一心寺で受入れ制限を始めます。
「一心寺」と言えば、大阪では知らない人がいないと言われるくらい有名なところらしいですが、特に、「遺骨の処分に困ったら持っていくところ」ということで「困ったら一心寺」とも言われているそうです。
地方出身の私は知りませんでしたが、会社の同僚など大阪の方はそのようにおっしゃっています。今回、新聞に以下のような記事が載っていました。
どうやら一心寺さんでも敷地が足りなくなり、来年以降受け付け分はすべて胴骨(どうこつ:遺骨の全骨)と、他地域からのお墓の引越し(お墓の閉鎖に伴う遺骨の移動)に伴う一心寺への納骨は断る、とのことです。私が申し込んだ高野山ではまだそのようなことはない、と聞いております。
ただ、どのお寺やお墓でも同じ問題にいつかは行き着くだろうから、お墓の引越しを考えている方は早めに動くほうがいいと思います。私が申し込んだ高野山でも「はすの会・高野山寺月会」なら胴骨も引越しに伴う納骨もお願いできました。
もしも高野山の奥の院に直接申し込む場合は、小骨(しょうこつ:喉仏くらいの大きさ)しか受け付けてもらえません。高野山でもいつまで受け付けてもらえるかわからないので、もし今大量の骨の納骨先に困っていたら、この高野山の「はすの会」の永代供養はおすすめかもしれません。
今のところ海などに骨を撒く散骨は規制されていないようですが、このままだと骨を「捨てる」方法として定着するかもしれません。私も高野山の担当の方に言われたのは、「両親の火葬の際の遺骨は、小骨だけ取るようにしたほうがいいですよ。全部残したい気持ちはわかりますが、これからは受け入れ先は減る一方なので、必要な分だけ取り、残りは火葬場の方で適切に処理してもらったほうが良いですよ。」とのことでした。